雪組「夢介千両みやげ」と、最近の東京宝塚劇場について

お友達からチケットを譲ってもらって、東京宝塚劇場で雪組『夢介千両みやげ』見てきました。宝塚観劇はまだ月組『チェ・ゲバラ』、花組『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』、月組『I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-』に続く4回目の観劇なので、まだぺーぺーです。

(ほんとうは、もう2公演分くらいチケット取れていたのに、公演中止になったのでした)

久しぶりの宝塚!!

2022年6月11日現在の東京宝塚劇場について

現地に行って「今ってこうなのね」と気づいたことがいくつかあったのでメモ。

入場から幕開け前

  • 入場時の検温&消毒は今や当たり前なので驚かないけども、検温をパスしたときに「宝塚」と書いてあるマークが光って芸コマでした。宝塚に来た!っていう体験作りがうまい。
  • 入場時のもぎりも自分でやるようで、前の人に倣って同じようにもぎった。
  • 入ってすぐ左手のキャトルレーブ(ショップ)がしまっててショック。何か買うつもりがあったわけではないけれど、雰囲気を味わいたかった。パンフと公演中の演目のグッズなどは上階で売ってました。
  • カフェも閉まっててショック。早めに着いたから、公演限定ドリンクとか味わいたかった。
  • 仕方ないので、ロビーでいちご牛乳のパックを飲んでたら「ストロー付きはNGです」とスタッフさんからお叱りを受けてしまった。ペットボトルなら良いらしい。ヂューってうるさいからダメなんだろうか。
  • ともあれ、気を取り直してパンフレットを買いました。1000円。あらすじ、役名、役者名、プロフィールなどを確認するのに必須。幕が開くまで熟読。
  • 冒頭の招き猫2匹のデジタル幕。かわいい。ハッピーエンドを予感させる。

座席について

  • 二階席4列35番、ほぼど真ん中。ステージ全体をくまなく見回せて、オーケストラピットの指揮者もよく見えて、銀橋はパノラマ!すんごく良い席でした。 ただ二階って目線を送ってもらいにくいし、うつむいた顔などは見えにくい。

幕間

  • ロビーのトイレ近くのソファでひと休憩。3人がけソファ、真ん中席はソーシャルディスタンスで空けるのはこのご時世仕方ないね。そこでトイレ行列の推移をぼんやり見てたのですが、次の幕開けまで残り10分くらいがトイレ狙い目だということがわかった。列が途切れた瞬間にすかさずトイレに行って、座席に戻る。

「夢介千両みやげ」について ※ネタバレ

ここからネタバレです。

  • 水戸黄門みたいなわかりやすくひねりのない時代劇でした。
  • すぐに騙されて、ほだされて、親のお金で事を収める「いい人」な主人公夢介(彩風咲奈)。宝塚に期待したカッコ良さか?と言われれば、、うーん。現実にはモテなそうな気がする。
  • 一方、惚れっぽくてチャラくて遊び人でボンボンでクズで情けない総太郎(朝美絢)は良かった。「かわいいは正義」「ヒロインですよね」「美の暴力」「夢介とくっつけばいいのに」とか思った。絶対現実にはこっちがモテる気がする。誰よりも小顔。
  • 爺や役、専科の汝鳥伶がいると舞台が締まる気がした。声がよく響く。
  • スリの三太(和希そら)は歌がうまい。びっくり。
  • ずいぶん終盤に、金さん(縣千)が出てきたときは「かっこいい……!!」って声が出た(小さく)。

ショー「Sansational!」について ※ネタバレはあんまりない

  • 舞台装置がとにかく派手!!シーンごとにがらっと印象がかわる。
  • 美しい衣装も目の保養。娘役さん達が華やか!
  • 衣装は、常にトップさんが一番キラキラ。娘役トップさん、二番手さん、三番手さんが次にキラキラ。
  • 男役さん達が揃ってダンスするシーン、GIFアニメにしてパソコンの壁紙でずっと流しておきたい。仕事にならない。
  • ラインダンスみんなキレイに揃ってかわいい。
  • 階段降り。トップに近いほど羽のでかさと見せ場の長さが増えていく伝統芸能よ。みんな、階段、ちゃんと下見て降りてね。絶対転んでケガしないように気をつけてね。

*  *  *

今年はもっと観劇行きたいな。

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