タスカジの「整理収納」サービスで、圧倒的に暮らしやすくなった

今年お金を使ったなかで最も有意義だったもの。それは、家事代行サービス「タスカジ」の整理収納のサービスでした。

お願いしたきっかけは、今春のむすめの中学校進学を機に、小学校の大量の荷物を整理し、新しい生活のために模様替えしたかったこと。

もう使わない思い出も量もたっぷりのあれこれ。何を捨て何を残し、どう使いやすいエリアを作っていけばいいか全くわからん。というか、モノの山を前にやりきる勇気が無い。というわけで、整理収納のプロに助けてもらいながらやりました。これが大正解だったのです。

やることはシンプル。あるもの全部出して、不要なモノは捨てて、必要なモノは適切な場所を決めて収納する、です。これを一人もしくは家族でやりきれる人には、手助けはいりません。

でも、わたしにはプロの手助けが必要だったし、そのおかげで生活が整ったと断言できる。というわけで、わたしの経験談と感想をお話しします。

家事「代行」とは言うけれど、整理収納の主役は自分

一般的に家事代行は「お願いしたお掃除やお料理を代わりにやっといてくださる」お任せ系サービスです。担当者が作業している間、依頼者は別のことをしていて問題ありません。

ですが「整理収納」サービスは全く違います。モノの要不要を判断できるのは本人だけ。暮らしに合わせてどう収納するか決定できるのも本人だけ。プロは要不要の判断基準や、収納のアイデアは授けてくれます。そのアイデアを受けて、捨てるも残すもどこに納めるも、そこは自分次第。

つまり、主役は自分!プロは助けてくれる人!なのです。

というわけで、整理収納サービスに来てもらう時間は、自分の作業時間としてちゃんと予定を確保しときましょう。

整理収納の流れ

1. 何を変えて、どう暮らしたいのかを決める

最初にやるべきことは、何を変えてどう暮らしたいのかイメージすること。

タスカジでは依頼時に要望や質問などをテキストチャットでやりとりできます。わたしも、事前にどこをどう片付けたいのかを整理収納をお手伝いくださる方(Aさん、とします)と共有しました。それがこちら。

<家族構成>
夫婦と、4月から中学生の娘です。

<目的>
娘の中学進学に伴い、小学校の荷物やサイズアウトした服を捨て、中学校の荷物や制服を置く場所を作りたいと思っています。

<現在の間取り>
我が家の間取りですが、このようになっています。ピンクがむすめ、黄色が私、水色が夫でそれ以外は共用です。
(※色分けした間取り図を用意しましたが、プライバシー保護のため下で一部だけお見せします)

<デスクの配置替えについて>
最終的には娘のデスクの移動を考えています。その家具の配置換え作業は後日夫と行うので、当日は配置換えを前提に今あるものの片付け・整理をお手伝いいただけるとありがたいです。

<片付けたい箇所>
娘のデスク・棚・クローゼット・ベッド周りの勉強道具や本、衣服の整理

こちらが共有した間取り図(プライバシー保護のため一部だけ表示)

担当くださる方の作業シミュレーションのために、現場の写真とかも共有しておくと良さそうです。

2. 関連するモノを全部出して山にする

そして、当日。時間通りにAさんがいらして、手洗い消毒など終わったら、現地調査です。むすめのデスクや棚、その他むすめのモノが家の中のあちこちに散逸している様子などを見てもらいます。Aさんは、この現地調査の間に、モノの総量やしまう場所のイメージを付けてくださっている気がします。

その次は、関連するアイテムを全部出すタイム。部屋の真ん中などにモノを集める場所とゴミ袋と収納アイテム(箱や引き出しなど)を用意したら、あとはひたすら家中にある関連するモノを一箇所に集めて山にするのです。

3. 残すモノと捨てるモノに仕分ける

雑多なモノが積み重なった山ができたら、残すモノと捨てるモノに仕分けていきます。ここからは、主役であるむすめも参戦。

山の中からひとつひとつ手に取り、残すモノと捨てるモノの山に分けます。担当者さんは素早い手さばきで、残すモノを受け取ってホコリを払いジャンル別に仕分け、捨てるモノは分別してゴミ袋へ入れていきます。そのスピードに負けない勢いでこちらもサクサク判断していきます。

こんまり流に言えば「ときめかない」モノは即捨て。文房具なら100均で買った品質が微妙なモノ、書きかけのらくがき、低学年の教科書とドリルなどは捨てました。

さらに、小学校系アイテムは「思い出箱」1箱に収めると決めました。なので、その箱に収まらないものも強い気持ちで捨てていきます。

4. 残すモノを収納する

次は、残すモノを使いやすい場所に納めていきます。

ここがまさにプロの出番でした。利用場所と頻度に合わせて、どこにどう収めるべきかを提案してくれます。机の引き出しのような大きなスペースは小さい箱や紙袋を使って仕切りを作り、ここは「筆記用具」、ここは「色ペン」、ここは「のり・はさみ」、ここは、「教科書」など、白いマスキングテープでラベルを貼りながらてきぱき収めていってくれます。

ラベルを貼ることでモノの置き場が確定するので、探し物の時間が圧倒的に減り、使った後に片付ける場所も明確になります。

これは私一人ではできない技だった。頼んで良かった。

結果、部屋が広くなって無駄遣いが減って大満足

結果としては、不要なモノを廃棄した分だけ部屋が広くなり、無くしたと思ってたあれこれのアイテムが見つかり、これからも使いたい厳選したモノ達の置き場が決まって、明らかに暮らしやすくなりました

大量のモノを捨てまくった罪悪感のおかげで、「使わないモノにお金掛けるのやめよう」という当たり前のことを改めて痛感して、無駄遣いも減りました

その後も次はキッチン!次は衣類周り!と場所を変えて、何度か同じ方にお手伝いをお願いしています。

正直、リバウンドはします。いつの間にかモノは増えるし、そこらへんに積まれてゆく。だけれども、溢れた分だけを仕分けて収納することならば一人でもできるし、いざとなったらまた頼れば良い!と思うとだいぶ気が楽です。

2022年も、プロの手を借りつつ、暮らしをちょっとずつ良くしていこう。

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