今月のクーリエジャポン掲載の短編小説『ザ・サークル』の、ソーシャルダダ漏れ時代へ警鐘っぷりがたまらん

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毎月定期購読している唯一の雑誌、クーリエジャポン。世界が見た日本、世界が見た世界を軸に様々な外国メディアの記事の翻訳がたくさん掲載されてます。米国、中国、インド、シンガポールは毎月同じ人の定点コラム。ヨーロッパ、中東、中南米あたりは現地の短信を日本語で垣間見れる貴重な情報源です。 ちょうど昨日、二月号が届いたので早速読んでると、面白い短編小説を見つけました。 タイトルはThe Circle。 たった数ページの短い小説ですが、ソーシャルに忙しい私たちにとって全く人ごとではないお話。 すごい短いので、以下のややネタバレの私の感想などを読む前に本編を読んで欲しいですが、とりあえず続けます。 ネタバレ一切気にしない方のみ、お進みください。

あらすじ

誰もが憧れる企業(明らかにG社がモデル)に入社が決まり、広大なキャンパスに始めて足を踏み入れる主人公。業務は滞りなく進めているが、業務のみしかしない態度ゆえに会社内コミュニケーション評価ランクが低く、コミュニティと透明性を重視する企業内では大きな問題に。といった感じ。 個人が社交的でオープンであることを強いられる企業。 ラストは1984を彷彿とさせる、Big brother is watching you!な展開です。

この小説による問題提起と、その感想

個人的にはソーシャルメディアは好きだし自分の立ち位置を決めて振舞っているので居心地良いですが、誰もがそんなわきゃありません。 すでにだだ漏れの個人情報の一人分なんて大した価値ないというホリエモンの意見にも賛成するし、一方でネットに本名なんて怖すぎるし何かあったら自分を守りきれないというママ友の意見にも心から同意します。 そんなところをこじ開けて、文字通り世界中の情報を整理して誰もがアクセスできちゃうとどうなっちゃうのよ、という問題提起がなされている小説でした。 みんな違ってみんないい。だけど、足並みは揃えないとビッグデータも価値半減だから全体最適のためにみんなで情報じゃんじゃか出して行こうぜ。って言われても、そんな大事なもの預けるの、一企業も一国も中枢の無い有機的組織(Bitcoinみたいな?)だって信用できないよ。というのが、今の所の感想。 あなたは The Circle、どう読みますか? iPhone より

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